コンサート・イベント



2025年のコンサート・イベント

演奏者の息遣いまで聞こえる距離で、世界最高峰の音楽を聴くという贅沢を極めたコンサートを開催し続け、気付けば37年目。
音楽の真髄と究極の音色を熱烈に求める、最強のクラシック音楽ファンが鹿児島、熊本、広島、大阪、名古屋、福島、青森、北海道など全国各地から集まってくださるようになりました。コンサートホールでは味わえない演奏者の細やかな表現を、至近距離でお楽しみいただけましたら幸いです。

 

イベント内容(公演者や日時)につきましては、下記をクリックしてください。

11月02日(日)14:00~ エマニュエル・リモルディ ピアノコンサート
08月03日(日)14:00~ ヤンネ・メルタネン ピアノコンサート
07月13日(日)11:00~ マルティン・ヴィドラ&川村よしみ特別記念公演
07月05日(土)18:30~ 愛音 ピアノリサイタル
05月11日(日)14:00~ ヤエル・ワイス ピアノリサイタル
04月18日(金)18:30~ アレクセイ・リュビモフ ピアノコンサート
04月19日(土)10:00~ ジュゼッペ・マッシモ・マッサーリア ピアノ公開レッスン
04月19日(土)18:30~ 安田謙一郎、山元香那子 デュオコンサート
04月20日(日)09:30~ リシュモア音楽院選抜生徒コンサート
04月20日(日)15:30~ 久元祐子 ピアノコンサート




2025年11月2日(日) エマニュエル・リモルディ ピアノコンサート

11月2日(日)14時より、エマニュエル・リモルディピアノコンサートを開催いたします。

エマニュエル・リモルディは、世界的に注目されるイタリアのピアニスト。
驚異的な技巧と鮮烈な個性が織りなす唯一無二の演奏。
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲他演奏予定。


 エマニュエル・リモルディ ピアノコンサート

  2025年11月2日(日)14時開演(13時半開場)
  ピアノクリニックヨコヤマ ショールーム
  横浜市泉区緑園1-4-13(相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分)
  料金:一般5000円(当日5500円)





2025年8月3日(日) ヤンネ・メルタネン ピアノコンサート

8月3日(日)14時より、ヤンネ・メルタネンピアノコンサートを開催いたします。

ヤンネ・メルタネンはフィンランドを代表するピアニスト。
心の琴線に触れる繊細で詞的な表現に定評がありヨエンスー音楽祭の芸術監督も務める。

 ヤンネ・メルタネン ピアノコンサート

  2025年8月3日(日)14時開演(13時半開場)
  ピアノクリニックヨコヤマ ショールーム
  横浜市泉区緑園1-4-13(相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分)
  料金:一般5000円(当日5500円)、MCS会員4000円(当日4500円)
     学生または23歳以下のMCS会員2525円、一般学生または23歳以下3125円



2025年7月5日(土) 愛音(9歳)ピアノリサイタル

7月5日(土)18時半より、愛音(9歳)ピアノリサイタルを開催いたします。

愛音さんは、3歳半よりリシュモア音楽院で音楽監督長島達也氏に師事。
ドビュッシー国際音楽コンクール(イギリス)最優秀プラチナム賞および最優秀ドビュッシー演奏特別賞
ゴールド国際クラシック音楽コンクール(オランダ)第1位
イギリス国際音楽コンクール第1位および卓越した技巧に贈られる特別賞など、数多くのコンクールで受賞。

2025年7月にはヨエンスー音楽祭が公式協力する「丹波の國ショパンフェスティバル」にピアノソロ出演予定。
9月にはチェコのプラハ、ピルゼン州の2カ所で川村よしみをはじめチェコフィルハーモニー管弦楽団のメンバーも出演するコンサートでのピアノソロ出演も決まっている。


 愛音(9歳)ピアノリサイタル

  2025年7月5日(土)18時半開演
  横浜市旭区民文化センターサンハート音楽ホール
  (相鉄本線・いずみ野線 二俣川駅直結)
  入場無料・全自由席

  ドビュッシー:パルナッスム博士
  モーツァルト:ロンド K.485
  ショパン:ワルツ Op.42
  マクダウェル:スコッチ・ポエム Op.31-2
  ケリング:ハンガリー狂詩曲
  グルーグ:夜想曲 Op.54-4
  シューベルト:即興曲 Op.90-4 他


長島達也さんのYOUTUBE達っちゃんねるでご紹介いただきました!

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【当日の状況】
リシュモア音楽院 長島達也先生の門下生、愛音さん(9歳)が、横浜市旭区民文化センター サンハート音楽ホールで初リサイタルを開催しました。
ホールはほぼ満席となり、あたたかな観客のまなざしに見守られながら、全プログラムとアンコール曲を堂々と弾き切りました。終演後には和やかな挨拶の列ができ、その中にはホロコーストを生き抜いたことでも知られる88歳のピアニスト、 ヤノス・ツェグレディー氏の姿もあり驚きました。多くの笑顔と祝福に包まれ、忘れられない幸せな初舞台となりました。






2025年7月13日(日) マルティン・ヴィドラ&川村よしみ特別記念公演

7月13日(日)11時より、EXPO 2025大阪・関西万博チェコパビリオン選出アーティストによる特別記念公演を開催いたします。

マルティン・ヴィドラ(バリトン):チェコ出身。国内のみならず、ブラジルやアメリカでのツアーで成功を収め日本でも演奏を行った。
川村よしみ(ピアノ):日本のピアニスト。チェコや日本でチェコ・フィルメンバーと数多くの演奏や録音を行う。

 マルティン・ヴィドラ&川村よしみ特別記念公演

  2025年7月13日(日)11時開演(10時半開場)
  ピアノクリニックヨコヤマ ショールーム
  横浜市泉区緑園1-4-13(相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分)
  料金:前売り2000円(当日2500円)、全自由席

  シューベルト:野ばら/マス/夕映えの中で
   冬の旅より:お休み!/菩提樹
  ブラームス:7つの歌より:恋人への道
   6つの歌より:愛のまこと
  ショパン:ポーランドの歌より:私の愛しい人
  アントニン・ドヴォルザーク(チェコ)
  ジプシーの歌より:わが母の教え給いし歌
  民謡詩より:おやすみなさい、愛しい人 他

  ショパン:マズルカロ短調 Op.33-4/マズルカ嬰ハ短調 Op.50-3
  ノクターン ヘ長調 Op.15-1/ノクターン 嬰ハ短調 Op.27-1 他




【当日の状況】
EXPO大阪・関西万博 チェコパビリオン選出アーティストによる特別公演として、はるばるチェコからお越しくださいました。マルティン・ヴィドラさんは天から授かった豊かな声に、恵まれた容姿、温かなお人柄を兼ね備え、さらにピアノの腕前や知性までも輝きを放つ、まさに“SUPERバリトン”。川村よしみさんはチェコフィルハーモニー管弦楽団のメンバーと毎年共演されているピアニスト。モルダウ川の流れを思わせる穏やかで優しい音色で、心に深い潤いを届けてくださいました。アンコールでは、ヴィドラさんが日本語で「ふるさと」を歌い上げ、会場は温かな感動に包まれ、観客の目には涙が光りました。









2025年5月11日(日) ヤエル・ワイス ピアノリサイタル

5月11日(日)14時より、ヤエル・ワイス ピアノリサイタルを開催いたします。
(主催・招聘 MCSヤング・アーチスト)
修理中のスタインウェイB型をなんとかお披露目できるよう鋭意準備を進めております。

ヤエル・ワイスさんは、アウシュヴィッツを生き抜いたハンガリー人とウクライナのリヴィウ生まれの祖父母を持つイスラエル系アメリカ人ピアニストです。
音楽を通じて人々の心をつなぎ、平和と共感を広める活動を続ける、現代クラシック音楽界の重要なアーティストの一人として知られています。


 Yael Weiss
  ヤエル・ワイス ピアノリサイタル


  2025年5月11日(日)14時開演(13時半開場)
  ピアノクリニックヨコヤマ ショールーム
  横浜市泉区緑園1-4-13(相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分)
  料金:一般5000円(当日5500円)、MCS会員4000円(当日4500円)
     学生および23以下のMCS会員2525円、一般学生3125円

 コンサートの詳細はこちらをご参照ください! → リンク先




【当日の状況】
ハンガリー出身でアウシュヴィッツを生き抜いた祖父と、ウクライナ・リヴィウ生まれの祖母を持つイスラエル系アメリカ人ピアニスト、ヤエル・ワイスさん。
ベートーヴェン「月光」、そして日本初演となる現代曲 ディアベリのワルツによる33の変奏曲を演奏してくださいました。紛争や不安定な情勢の中で活動する作曲家たちの心の奥底にある希望と魂の叫びが、ワイスさんの豊かな芸術性と重なり合い、平和への力強い願いを込めた音楽として響き渡りました。





2025年4月18日(金) 『横浜緑園都市音楽祭2025 ①』
アレクセイ・リュビモフ ピアノコンサート
(MCS ヤング・アーチスト主催特別公演)

満席となりました

音楽の真髄と究極の音色を熱烈に求める、最強のクラシック音楽ファンが鹿児島、熊本、広島、大阪、名古屋、福島、青森、北海道など全国各地から集まってくださるようになり、沢山の皆様に支えられて、このたび横濱緑園都市音楽祭2025の開催が実現しました。
初日となる4月18日(金)は、MCSヤング・アーティスツ主催特別公演として、
伝説的巨匠として世界的に知られるピアニストであり、チェンバロ奏者でもある
アレクセイ・リュビモフの、ソロとして日本最後となる特別公演を開催します。

最近では、ウクライナの作曲家 シルヴェストロフの作品をモスクワで演奏したことで、演奏会の際中に
ロシア警察に踏み込まれ、それでも最後まで冷静に演奏を続けたことが大きく取り上げられたことも
記憶に新しいと思います。
御年80歳を迎え、今回の日本公演がソロでは最後になるそうです。

(主催・招聘の MCSヤング・アーチストのお話はこちら

ピアノクリニックヨコヤマでの公演は、いつもこのように複数の貴重なヨーロッパピアノを並べて演奏者に自由に選んで頂いております。当店のコンサートが熱心なクラシック音楽ファンのハートを掴むポイントのひとつが、この贅沢な音色の数々だという人もいらっしゃいます。

  4月18日(金)18時半開演 アレクセイ・リュビモフ コンサート
  (一般¥8,500/学生¥3,150限定15枚※座席ではなく床のクッションになります)
  会場:ピアノクリニックヨコヤマ (リシュモア音楽院)
   横浜市泉区緑園1-4-13 ※相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分
  【お問合せTEL: 045-811-4580】

 【プログラム】
  モーツァルト、シューベルト、ドビュッシー、ショパン、シルヴェストロフ、ペルトの作品の中から演奏予定
  (変更の場合有り)




【当日の状況】
アレクセイ・リュビモフさんは、彼が「日本のサロン・クリストフォリ(ベルリンにあるピアノ修理工房で、有名なクラシックピアノのライブハウス)」と呼んでくださったピアノクリニックヨコヤマのショールームで様々なピアノを弾くのをとても
楽しみにしてくださっていました。

ヤング・アーティスツ招聘・主催により、文字通り夢のような公演が当店で実現しました。ソロでの演奏は本公演が最後とあって、代表の横山ペテロは6台のピアノを心を込めて、数日にわたり夜を徹して調律・調整しました。ピアノを選定して頂いたところ、まさかの6台目:未調整だったブリュートナーのアップライト(鳥かごアクション)も選ばれ、その楽器ではショパンの舟唄を演奏してくださいました。耳慣れたはずの曲がまったく新しい音楽として聴こえ、言葉にすることさえためらわれるほど音楽の神髄に触れる演奏でした。人の一生のページをめくるかのように次々と景色が広がり、一音一音にリュビモフ氏の全人生が凝縮されているかのようでした。

歴史的演奏に立ち会えた喜びと、これほどの音楽に今後の人生で再び出会うことはないだろうという深い喪失感とが重なり合いました。リュビモフ氏と同じ時代に生き、その至近距離で演奏を体験した生き証人として、彼の奇跡のような演奏を語り継いでいく使命を感じています。


















2025年4月19日(土) 『横浜緑園都市音楽祭2025 ②』
ジュゼッペ・マッシモ・マッサーリア ピアノ公開レッスン


2日目の4月19日(土)10時からは、イタリアからジュゼッペ・マッシモ・マッサーリア先生を
お招きして公開レッスンを開催します。
調律のお客様でもある純子マッサーリアさんが、お忙しい一時帰国の合間を縫ってマッシモ先生と一緒にお店に遊びにいらしてくださったのが初めての出会いでした。マッシモ先生の見識の深さに感激した横山が、出会ったその日にマッシモ先生に公演を直談判したのでした。

今回通訳をしてくださる純子マッサーリアさんも、国際的に活躍されている素晴らしいピアニストです。 
録音調律を横山が担当させて頂いた時にも横山は大きな衝撃を受け、
「こんなショパンの幻想即興曲を聴いたことがない。けれどショパンはこう弾いたに違いない」と、
興奮しながら熱く語っておりました。今回ようやく公開レッスンが実現することを本当に嬉しく思っています。

  4月19日(土)10時開始 ジュゼッペ・マッシモ・マッサーリア 公開レッスン
  (受講¥21,000/聴講¥3,300)
  会場:ピアノクリニックヨコヤマ (リシュモア音楽院)
   横浜市泉区緑園1-4-13 ※相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分
  【お問合せTEL: 045-811-4580】

 【レッスンの特長】
  ピアノ演奏への多彩なアプローチで作曲家の意図を深く汲み取り緻密かつ鮮明に解釈します
  レッスンを重ねるうちに一音一音に生命が宿り、表現が豊かになり、
  聴く人の心にまっすぐ届くようになる魔法のようなレッスンです



【当日の状況】
ピアノの先生方を中心に、リシュモア音楽院からは本橋蒼一朗さんが受講生としてご参加くださいました。マッサーリア先生のレッスンは、音色に関しての細やかな指導が大きな特徴です。ひとつひとつの音に込められるニュアンスが丁寧に磨かれ、まるで魔法のように音色が変化していく様子は圧巻でした。熱意あふれるレッスンで知られるマッサーリア先生、この日も10時から16時半すぎまで休憩なしという長丁場!!最後まで全身全霊で指導を続けられる姿に、先生の驚くべき体力と集中力、そして何より深い情熱に、改めて感服しました。






2025年4月19日(土) 『横浜緑園都市音楽祭2025 ③』
安田謙一郎、山元香那子 デュオコンサート


4月19日(土)18時半からは、クラシック音楽ファンなら知らない人はいない、
巨匠チェリスト
安田謙一郎さんと、ピアニスト山元香那子んをお迎えして、
デュオコンサートを開催します。
安田謙一郎さんのチェロをまだ聴いたことがないという方がもしいらしゃるとしたら、
この世にこんな美しい音色があるという事を、一人でも多くの皆様に知って頂きたいと願っております。
安田謙一郎さんの音には感情があり、生命があり、心に語りかけてきます。
山元香那子さんは美しい音色をピアノから引き出し、安田先生のチェロの音色に溶け合いながら奏でられます。

  4月19日(土)18時半開演 安田謙一郎・山元香那子 コンサート
  (一般¥5,500)
  会場:ピアノクリニックヨコヤマ (リシュモア音楽院)
   横浜市泉区緑園1-4-13 ※相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分
  【お問合せTEL: 045-811-4580】

 【プログラム】
  バッハ:無伴奏チェロ組曲1番
  ベートーヴェン:チェロソナタ3番
  ブラームス:チェロソナタ1番
  サンサーンス:白鳥 他



【当日の状況】
安田謙一郎さんの無伴奏チェロで始まりました。至近距離で奏でられる、贅沢すぎる生演奏に、会場は早くも息を呑むような緊張感と高揚感に包まれました。山元香那子さんが奏でるブリュートナーの音色は、深々とした温かさに満ち、その響きは80歳を迎えられた安田謙一郎さんの含蓄あるチェロと見事に溶け合い、極上のアンサンブルを生み出しました。ご来場のお客様からは、「これまで数多くのクラシック音楽のコンサートに足を運んできたが、最も素晴らしいピアノとチェロの音色だった」とのお声も頂き、主催者としても大きな喜びを感じる公演となりました。








2025年4月20日(日) 『横浜緑園都市音楽祭2025 ④』
リシュモア音楽院選抜生徒コンサート


4公演目は、4月20日(日)9時半開演、毎年恒例の「リシュモア音楽院 選抜生徒コンサート」です。
YOUTUBE達ちゃんねるでおなじみの リシュモア音楽院 音楽監督 長島達也先生が今年の発表会で素敵な演奏をしてくださった生徒さんの中から16人を選び、ピアニストとして出演して頂きます。
達ちゃんねるにも出ていた生徒さんたちも、当時より随分大きくなって登場します。プログラムは後日公開します。

  4月20日(日)9時半開演 リシュモア音楽院 選抜生徒コンサート
  (入場無料)
  会場:ピアノクリニックヨコヤマ (リシュモア音楽院)
   横浜市泉区緑園1-4-13 ※相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分
  【お問合せTEL: 045-811-4580】


2025年4月20日(日) 『横浜緑園都市音楽祭2025 ⑤』
久元祐子 ピアノコンサート
ベートーヴェンチクルス Vol.3

4月20日(日)15時半開演で今年の音楽祭ラストを飾るのは、昨年に続き久元祐子さんのべートーヴェンチクルス Vol.3です。
2024年の横濱緑園都市音楽祭では、心の琴線に触れる音楽で多くのお客様が涙を流されました。久元祐子さんは、日本が世界に誇るピアニストだと改めて感じた昨年のコンサート。「あの感動を、再び」との多くのラブコールに応えて、今回の開催も実現しました。回を重ねるごとに、ベートーヴェンがより近くに降りてきているようです。

  4月20日(日)15時半開演 久元祐子 コンサート
  (¥5,500)
  会場:ピアノクリニックヨコヤマ (リシュモア音楽院)
   横浜市泉区緑園1-4-13 ※相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分
  【お問合せTEL: 045-811-4580】

 【プログラム】
  ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 op.2-2
  ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 op.10-3
  ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 op.22
  ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 op.26《葬送》



【当日の状況】
いつもながらの上品で知的な語り口により幕を開けました。作曲家や作品にまつわる逸話に加え、学術的な考察も織り交ぜた解説は、単なる演奏会を超え、ピアノ学習者や音楽愛好家にとっても学びの多い時間となりました。演奏は徹底した研究に裏付けられ、まさにベートーヴェンの神髄を具現するような深い表現。
ベートーヴェンソナタ第2番、第7番、第11番、そして12番(葬送)という濃密なプログラムに、会場全体がベートーヴェンの世界へと浸りきりました。さらにアンコールで奏でられたモーツァルト(トルコ行進曲)の気品と、ウィーンのワルツの優雅な響きは、まさに格別。充実のフルコースを味わう至福のひとときでした。








2025年3月8日(土) 『オルガ・パシチェンコ ピアノコンサート』

アレクセイ・リュビモフの愛弟子 オルガ・パシチェンコさんのコンサートをピアノクリニックヨコヤマのお店で開催できることになりました!!

ヨーロッパでは第一線で活躍されおり、世界中の一流ホールで引く手あまたのパシチェンコさんだけあって日本への招聘は
困難を極め、4年越しのラブコールを送り続けてようやく初来日が実現したそうです。(招聘元:ヤング・アーチスト談)

小さな空間で、世界一流の演奏を小人数で独り占めできるという、とてもとても贅沢な機会です。限られた座席数しかありませんので、お早めにお申込ください

 鍵盤楽器の女王 Olga Pashchenko
 オルガ・パシチェンコ ピアノコンサート


  2025年3月8日(土)14時開演(13時半開場)
  ピアノクリニックヨコヤマ ショールーム
  横浜市泉区緑園1-4-13(相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分)
  料金:一般5500円、MCS会員5000円、学生および23以下のMCS会員2525円、一般学生3125円

  【プログラム】
  フェリックスとファニー・メンデルスゾーン:無言歌、ピアノのための作品から
  ベートーヴェン:バガテル op.126
  リスト:詩的で宗教的な調べから「葬送」、「パレストリーナによるミゼレーレ」
      慰め 第1番、第2番
  シューベルト‐リスト:「水に寄せて歌う」
  ショパン:華麗なる変奏曲
      アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ



【当日の状況】
オルガ・パシチェンコさんは今ヨーロッパで最も注目されているピアニストの一人で、毎週のように世界一流のホールで、世界トップクラスのオーケストラと共演やソロ公演など大活躍されています。今回はチェンバロ、貴重な古いブリュートナー、エラール、タローネ他、アンコールではアップライトピアノ(ヘスラー)まで弾いてくださいました。

ワールドクラスの演奏を至近距離で聴くという贅沢なサロンコンサート。作曲家たちが生きていた時代の音色で、当時のコンサートを追体験するひとときです。テクニックが見事すぎて驚くばかりでした。速いパッセージでは、至近距離で目を凝らして見ても、超音波の速度なので指が見えないのです。そしてその速さの中で繰り広げられる遊び心、粋なルバート。圧倒的な自在さ。“鍵盤楽器の女王”の異名を持つだけあって、チェンバロでも、エラールでも、即座に魔法のように操ります。とくにエラールは聴いたことのないような声で歌っていました。ハーフタッチのさらに4分の1ぐらいのタッチで、超高速で弾いても絶対にブレない、外さない見事な指さばき!大興奮でした。

CDはほぼ完売で、サイン会はもちろん行列!ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズを、あんな風にお洒落に、素敵に弾いてみたい!聴きに来てくださったリシュモア生たちも憧れの眼差しで大いに刺激を受けられていました。












㈲ピアノクリニックヨコヤマ 〒245-0002 神奈川県横浜市泉区緑園1-4-13 TEL:0120-747-442 / 045-811-4580